2006年09月20日

高円宮杯1次ラウンド#3 水橋高校戦

というわけで絶対に負けられない、そして絶対に遅刻できない
水橋高校戦です。13:20キックオフのところ10:20ぐらいには
新習志野駅到着。ウソを書いてもしょうがないので正直に書きますが
新習志野に到着した辺りからなぜか俺が緊張してきました。
去年のこととか思い出すと緊張するなといわれても無理でした。

初芝橋本高校戦のときと同じようにすき家に行ってまたしても
キムチ豚丼大盛を食しました。まぁ朝ごはんも食べてませんし
木村ゴール祈願ということで。
秋津に着いてもマリサポっぽい人は見当たらず、
適当に真ん中あたりに座って11時からの試合を待っていると
ようやくマリサポ参上。一緒にサンフレッチェ対東福岡を見ました。
ここはあんまりしゃべってもしょうがないので結果だけ。
3−2で東福岡が勝ちました。2−0から2−2に追いつかれた後
突き放すというタフなゲームを東福岡がものにしました。
広島は前半だらしないサッカーをしていましたが後半は立て直してきて
今年もなかなかよろしいチームになっていました。
うちとやることになったらきっと打ち合いになるでしょう。

では本編へ。

試合前スタメン

横浜F・マリノスユース 5−3 水橋高校

<得点>

前半9分 水橋高校
前半20分 田代真一
前半23分 木村勝太
後半8分 水橋高校
後半21分 木村勝太
後半37分 高久朋輝
後半39分 水橋高校
後半42分 斉藤陽介(PK)

<メンバー>

−−−−−−木村勝太−−−−−−
−斉藤陽介-森谷賢太郎-大久保翔−
−−−山岸純平−−高久朋輝−−−
武田英二郎−−−−−−−幸田一亮
−−−田代真一−-成田進太郎-−−
−−−−−−-佐藤峻-−−−−−−

<選手交代>

前半20分 森谷賢太郎→佐藤優平
後半44分 斉藤陽介→曽我敬紀
後半44分 山岸純平→谷岡慎也

<試合経過>(水色は見づらいので赤にしました)

前半
1分 武田の左からのクロスに木村ボレーで合わせるもゴール左に外れる
8分 田代からのパスを受けて純平がワンタッチで一人かわして
    シュートもGK正面で弾かれる
9分 最終ラインでボールを回しているところを奪い先制
15分 大久保の右サイドからのミドルシュートはゴール右に外れる
19分 左サイドの縦パスに反応し抜け出した選手がダイレクトボレー
    左のゴールポストに当たる

20分 中央からのFKを森谷が直接狙う
    GKが弾いたところを田代が詰めて押しこみ同点
23分 左サイド武田のロングスローに相手が触ったところを
    高久が奪い中に折り返たボールを木村がボレーで逆転ゴール
37分 GKへのバックパスを陽介がカット そのままサイドに流れて
    高久にパス 高久が中に折り返すも中央の選手には合わず
41分 左サイド大久保が相手の股間を通すパス
    木村が受けてシュートを放つもゴール左に外れる

後半
8分 右サイドから立て続けに放ったシュートはマリノスDFが
    跳ね返すが最後に中央にこぼれてきたボールを
    ミドルシュートでゴール右隅に決める

10分 優平の右クロスにファーの陽介が頭で合わせたがバーの上
13分 純平のミドルシュートはバーの上
21分 優平(?)のパスに純平が後ろから飛び出してラインを上げる
    水橋DFの完全に裏を取る GKと一対一になった純平は
    後ろから走りこんできた木村にパス 木村が押し込んで3-2に
22分 左サイド幸田からのパスを受けた優平がミドルシュート
    DFに当たってバーの上
25分 アフタータックルで優平にイエローカード
29分 ドリブルで右サイドに流れながらのシュートはゴール左に外れる
37分 中央の高久がドリブルで相手DFを一人かわし左足の
    ミドルシュートをゴール左隅に決める
39分 右サイドからのFKを左足で直接狙い右隅に決める
40分 高久のパスを受けた陽介のシュートはGK正面
41分 田代からのロングボールを相手DFと競り合いマイボールにした
    陽介がPA内に進入 ボールキープして粘っているところを
    倒されてPK獲得
42分 陽介の右隅を狙ったPKはGKが弾くが主審は蹴り直しを命じる
    2回目は陽介が落ち着いて決めて5-3
ロスタイム 曽我の右からのグラウンダーのクロスに木村が
       ニアであわせるもゴール右に外れる

<あれこれ>

勝たなくてはならないこの試合、スタメンは前の試合とは少し変えて
田代の相方には成田、陽介はスタメン復帰で高久がボランチへ。

試合開始からボールを持つのはマリノス。1分に武田のクロスに
木村がダイレクトボレー。名古屋戦は負けてしまいましたが
前半からよい攻撃を見せていたのでこの試合も、と期待したのですが
この日は流れるような攻撃を見ることはできませんでした。
そして9分に失点。最終ラインでボールをまわしているときに
負傷で外に出ていた水橋の選手が主審の許可を得てピッチの
中に入ってきたのに気付かずボールを取られて失点、という
ことらしいです(俺はメモを取っていて見ていなかった)。
高橋監督は抗議するも当然ルール的には何の問題もありません。
スタンドからは主審が許可を出したタイミングを疑問視する声も
上がっていましたが…俺個人は見ていないので何とも言えず。
その後も流れをつかめず19分にはあわや追加点というシーン。
まずい雰囲気でしたが直後のFKのチャンスから田代の同点ゴール。
最近セットプレーからの得点がご無沙汰でしたがこれは大きな一点。
この得点の直後に森谷が負傷で優平と交代。
高久が一列前へ出て優平がボランチへ。
サハラのヴェルディ戦から高久はよりゴールに近いところで
いい仕事をしてきたのでこの交代はチームにとってポジティブな
作用をもたらしたと思います。
その高久のパスを受けて木村が追加点。キムチ効果が発揮されました。
ここからは両チームともなかなかチャンスが作れませんでした。
マリノスは両サイドから攻撃を組み立てることができず
「とりあえず3番にボールを預けて何とかしてもらおう」的な
いつかどこかの違うチーム(確か同じユニフォームを
着ていたような…?)で見た雰囲気でした。
3番のフィードは一つの大きな武器であることに間違いはありませんが
そればかりになってはいけません。
37分の相手のミスにつけこんだ場面はビッグチャンスでしたが
決めきれず2−1のまま前半終了。
何でもいいから勝てばいい試合なのでリードしての折り返しは
十分なのですがいいときの攻撃が見られず不満といえば不満。

後半に入ってもなんとなくちぐはぐで8分には波状攻撃を
防ぎきれず2-2の同点に追いつかれてしまいます。
ボールキープするのに得点がない嫌な時間が続きましたが
21分に純平の素晴らしい飛び出しから最後は木村がゴール!
この日のキムチ効果は抜群です。
32分には高橋監督からの指示で木村と陽介の2トップに変更。
これで高久が自由に動けるようになったことがよかったのかどうかは
分かりませんが高久のミドルが決まって4−2。
ところがところが直後にFKを直接決められて再び一点差に。
もはやこの不安定感はおなじみとはいえ本当に心臓に悪いです。
ハラハラドキドキの試合のクライマックスは42分。
田代のロングボールを粘ってキープした陽介がPKを獲得して
自ら決めました。一度は止められましたが副審が旗を揚げていたので
GKが蹴る前に前に出たという判定だったのでしょう。
蹴り直しはきっちり決めてこれで5-3。
みんなが待ってた陽介の復活ゴール!!!
ただ試合前からの緊張感もあってさっぱり安心できていなかった俺は
「まだ終わってないぞ!」と声を上げたのですが…
俺の前に座っていた男性に「もうちょっと静かにしゃべってくれない?」と
ダメ出しを食らう。まぁ反省はしますがやめろといわれても無理です…
試合はこのまま2点差を守りきり試合終了。

いやーマジで嬉しい。1次ラウンド突破するだけですごい嬉しいです。
一年かけてやっとここまできました。ここからは未知の世界ですが
目指すは優勝です。一戦一戦全力で戦っていきましょう。
次の試合は恐らく優平が出場停止。しかしアジアチャンピオンが
戻ってくるはずなのでそんなに問題はないと思います。
試合後スタンドのサポたちの間では次の試合の会場がどこになるか
名古屋対初芝橋本の結果を収集して得失点差を計算。
1次ラウンド1位通過で次が藤枝での試合だと分かると肩を落す人も。
それでもダメ社会人&学生は結構な数がいるようで藤枝に出す
サポーターのバスは早々と満席になった模様。
そんなバカな連中が俺は大好きだ。
え?俺?俺はバカじゃないよ、金曜は正当な休みだから
心置きなく藤枝に行ってきます。絶対に俺はバカじゃない!(笑)
いや、冷静に考えたらやっぱりバカかも…

ダンマク等片付けた後は30人弱のサポで選手スタッフを出待ち。
俺も普段トップの試合じゃこんなことしないのにユースの試合は
こういうことをしてしまう…やることは「おつかれさま」って
言うぐらいですが。
さらにそのあとは予想通り祝勝会。またこの祝勝会でも
色々あったのだが眠くなってきたので今回は省略。
(と思ったら当ブログの姉妹ブログの方に書いてありますね。)
参加した11人全員がデザートもしっかり頂いて解散。
いやーしかし(全員じゃないけど)あのTシャツ着た集団が
銀座の方へ歩いていく空気の読めなさは我ながらひどい。
でもみんなかなり嬉しかったんだよ、許してください。

というわけで次も頑張りましょー!!ということでおしまいです。
at 02:55│Comments(0)TrackBack(0)ユース2006  |

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