2007年04月10日
柏戦で感じたこと
誤解のないよう最初に断っておきますが、これから書くことは決して
「サポとはこうあるべき」的な提言ではないということを
踏まえてお読みください。サポートには人それぞれのスタイルが
あってこれが正しい、あれは間違いというようにはっきり区別できる
問題ではないと自分では認識しています。
ということでユースのレポの後なので話は前後しますが柏戦の話を。
ジャッジの問題に関して自分の中では問題がはっきりしています。
ゴールが取り消されたこと自体は問題ではありません。
大島がユニフォームを引っ張っているのは事実で、あれをファールと
取る審判がいるのは(本当は納得しがたいけれども)驚きではありません。
問題なのはゴールの判定が覆されるまでの手続きのほうでしょう。
一度ゴールの判定が下された後ボールはセンターサークルまで
戻されましたが試合は再開されていないので判定を覆すのは
主審の権限の範囲内のはずです。ただあのタイミングで覆すならば
主審の説明があってしかるべきでしょう。今回はそれがなかった。
あの状況で主審がきちんと理由を説明したところでマリノスの選手は
絶対に納得しないでしょうが、それでも判定の根拠が示されなければ
選手たちは不信感を持つだろうしそんな中ではよいゲームなど
できるわけがありません。わかりやすくいうと「ほんとは見てねーのに
テキトーに判定変えちゃったんじゃねーの?」と疑ってしまうわけです。
スタジアムの中では誰もが冷静になることは難しいと思うけれども、
さすがにあれはレベルが低かった。残念でなりません。
そんなこんなで試合はロスタイムにダメ押しされて0-2で負けました。
ただ俺はバックスタンドに向かって歩いてくる選手たちには
拍手を送りました。負けたけれども素晴らしいゲームだったと思います。
基本的に俺はトップチームは勝利がすべてだと思っています。
そういう風に考えるようになったのはACLを経験してからだというのは
前にここで書いたような気がします。汚いプレーは勘弁ですが
どんなサッカーでも勝てばいいと思っています。
それなのに柏戦で拍手をしたのはどういうことかというと、
素晴らしく内容のある試合を清水戦に続けてできたということで、
決して清水戦がフロックではなく、このサッカーが続けられるなら
目先の一勝より大きいものが今後得られるのではないかと
直感したからです。(まぁ俺の直感が当てになるかはわからないが…)
で、本題。
由紀彦に決められて0-2になったときのこと。
俺は2階のバクスタの上段に座っていたからよくわかったんですが、
点決められた瞬間俺の近くに座っていた人たちの中で少なからず
席を立って帰っていく人がいたのです。あれはとても寂しかった。
帰っていく人たちの心中を察することはできますが、
とても自分には理解できないというのが正直なところです。
自分がマリノスにのめりこみすぎているというのもあるでしょうがね。
もう何年もバクスタにいますが2004年から2005年の前半ぐらいまでかな、
バクスタの雰囲気はもう少し違ったように思います。
あの頃のチームは試合終盤でも必死にくらいついて負けを引き分けに、
引き分けを勝ちにしていました。そういうメンタリティーが
サポーターまで伝わってスタジアムの雰囲気は今とは違ったのです。
追いかける展開で試合終盤にCKとか取ると自然と手拍子の
音量が大きくなってあれはかなり迫力があったと思います。
どうしてこんな風になったのだろうと考えると、やはり単純に
成績が悪くなって観客が少なくなったのが大きいのかな。
今の観客動員数ははっきり言ってかなりやばいと思うのですが
どうでしょう。フロントの危機意識はいかほどなんでしょうか。
ということでお客さんが少ないということ、そしてあの試合を見て
途中で帰ってしまう人がいるということがダブルで寂しいという
お話でした。
「サポとはこうあるべき」的な提言ではないということを
踏まえてお読みください。サポートには人それぞれのスタイルが
あってこれが正しい、あれは間違いというようにはっきり区別できる
問題ではないと自分では認識しています。
ということでユースのレポの後なので話は前後しますが柏戦の話を。
ジャッジの問題に関して自分の中では問題がはっきりしています。
ゴールが取り消されたこと自体は問題ではありません。
大島がユニフォームを引っ張っているのは事実で、あれをファールと
取る審判がいるのは(本当は納得しがたいけれども)驚きではありません。
問題なのはゴールの判定が覆されるまでの手続きのほうでしょう。
一度ゴールの判定が下された後ボールはセンターサークルまで
戻されましたが試合は再開されていないので判定を覆すのは
主審の権限の範囲内のはずです。ただあのタイミングで覆すならば
主審の説明があってしかるべきでしょう。今回はそれがなかった。
あの状況で主審がきちんと理由を説明したところでマリノスの選手は
絶対に納得しないでしょうが、それでも判定の根拠が示されなければ
選手たちは不信感を持つだろうしそんな中ではよいゲームなど
できるわけがありません。わかりやすくいうと「ほんとは見てねーのに
テキトーに判定変えちゃったんじゃねーの?」と疑ってしまうわけです。
スタジアムの中では誰もが冷静になることは難しいと思うけれども、
さすがにあれはレベルが低かった。残念でなりません。
そんなこんなで試合はロスタイムにダメ押しされて0-2で負けました。
ただ俺はバックスタンドに向かって歩いてくる選手たちには
拍手を送りました。負けたけれども素晴らしいゲームだったと思います。
基本的に俺はトップチームは勝利がすべてだと思っています。
そういう風に考えるようになったのはACLを経験してからだというのは
前にここで書いたような気がします。汚いプレーは勘弁ですが
どんなサッカーでも勝てばいいと思っています。
それなのに柏戦で拍手をしたのはどういうことかというと、
素晴らしく内容のある試合を清水戦に続けてできたということで、
決して清水戦がフロックではなく、このサッカーが続けられるなら
目先の一勝より大きいものが今後得られるのではないかと
直感したからです。(まぁ俺の直感が当てになるかはわからないが…)
で、本題。
由紀彦に決められて0-2になったときのこと。
俺は2階のバクスタの上段に座っていたからよくわかったんですが、
点決められた瞬間俺の近くに座っていた人たちの中で少なからず
席を立って帰っていく人がいたのです。あれはとても寂しかった。
帰っていく人たちの心中を察することはできますが、
とても自分には理解できないというのが正直なところです。
自分がマリノスにのめりこみすぎているというのもあるでしょうがね。
もう何年もバクスタにいますが2004年から2005年の前半ぐらいまでかな、
バクスタの雰囲気はもう少し違ったように思います。
あの頃のチームは試合終盤でも必死にくらいついて負けを引き分けに、
引き分けを勝ちにしていました。そういうメンタリティーが
サポーターまで伝わってスタジアムの雰囲気は今とは違ったのです。
追いかける展開で試合終盤にCKとか取ると自然と手拍子の
音量が大きくなってあれはかなり迫力があったと思います。
どうしてこんな風になったのだろうと考えると、やはり単純に
成績が悪くなって観客が少なくなったのが大きいのかな。
今の観客動員数ははっきり言ってかなりやばいと思うのですが
どうでしょう。フロントの危機意識はいかほどなんでしょうか。
ということでお客さんが少ないということ、そしてあの試合を見て
途中で帰ってしまう人がいるということがダブルで寂しいという
お話でした。
at 01:51│Comments(3)│TrackBack(0) |
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この記事へのコメント
1. Posted by ちろ 2007年04月10日 23:20
ブログでこういう問題に言及するのは珍しいですね。
それだけ心に引っかかったんですね。
あの試合、決して「見なきゃよかった」と思うような試合ではなかったと思います。
ゴールの取り消しは審判の裁量の範囲だからアリとしても、あのありえない落胆にも関わらず最後まで戦っていた選手達を誇らしく思います。
それにあの美しかった幻のゴール、忘れないよ〜。
この試合、参戦出来てよかったです。
それだけ心に引っかかったんですね。
あの試合、決して「見なきゃよかった」と思うような試合ではなかったと思います。
ゴールの取り消しは審判の裁量の範囲だからアリとしても、あのありえない落胆にも関わらず最後まで戦っていた選手達を誇らしく思います。
それにあの美しかった幻のゴール、忘れないよ〜。
この試合、参戦出来てよかったです。
2. Posted by こいちゃん 2007年04月11日 03:02
>ちろさん
>ブログでこういう問題に言及するのは珍しいですね。
す、鋭いなー(汗
>それだけ心に引っかかったんですね。
そうですね。いろんなものがひっかかりました。(一部の)マリサポの意見もです。
次はどんなサッカー見せてくれるか楽しみです。
>ブログでこういう問題に言及するのは珍しいですね。
す、鋭いなー(汗
>それだけ心に引っかかったんですね。
そうですね。いろんなものがひっかかりました。(一部の)マリサポの意見もです。
次はどんなサッカー見せてくれるか楽しみです。
3. Posted by ばび 2007年04月22日 10:18
この試合は、いろんな面でよかったです。メインスタンドで見てたのですが、試合後90度以上深々とお辞儀をする中澤が心の底から好きになりました。(お前は悪くない!がんばってる!!)その夜のブログも‥‥。今、状態は悪くないんです。コンビネーションを熟成させてほしいのに、今日は、小宮山を入れて祐介はベンチ外。監督が一番落ち着いて。選手を信用して。お願い。