2007年08月02日

全クラグループリーグ#3 ジェフ千葉戦

横浜F・マリノスユース 0−3 ジェフ千葉ユース

<得点>

後半19分 (千葉)
後半32分 (千葉)
後半39分 (千葉)

<メンバー>

試合開始〜後半13分

−−−−−榎本大希−−−−−
-齋藤学-−-端戸仁-−高久朋輝
−−荒井翔太−−佐藤優平−−
岡直樹−−−−−−−曽我敬紀
−−金井貢史−-成田進太郎-−
−−−−−-佐藤峻-−−−−−

後半13分〜後半23分

−−−−−-端戸仁-−−−−−
-齋藤学-−水沼宏太−高久朋輝
−−荒井翔太−−佐藤優平−−
岡直樹−−−−−−−曽我敬紀
−−金井貢史−-成田進太郎-−
−−−−−-佐藤峻-−−−−−

後半23分〜後半33分

−−−−−-端戸仁-−−−−−
-齋藤学-−水沼宏太−松尾康祐
−−荒井翔太−−佐藤優平−−
岡直樹−−−−−−−曽我敬紀
−−金井貢史−-成田進太郎-−
−−−−−-佐藤峻-−−−−−

後半33分〜試合終了

-齋藤学-−-端戸仁-−松尾康祐
ーー関原凌河−−水沼宏太−−
−−−−−佐藤優平−−−−−
岡直樹−−−−−−−曽我敬紀
−−金井貢史−-成田進太郎-−
−−−−−-佐藤峻-−−−−−

<試合展開>

前半
01分 優平の右CKに金井がニアに飛び込んで左足アウトサイドで
    あわせたがゴール右に外れる
06分 右サイドからのクロスを佐藤がファンブル
    こぼれだまをシュートしたが曽我がヘディングでクリア

13分 岡のパスを受けた仁がミドルシュートもGKセーブ
15分 優平のロングシュートはゴール左に外れる
20分 優平の左サイドからのパスを金井がミドルシュート
    DFにあたってゴール右に外れる
25分 仁とのワンツーで左サイドを抜け出した学が
    角度のないところからシュートを放つが逆サイドに抜ける
26分 中央の仁から左サイドの学にパス
    学は中央に切れ込んで強烈なシュートを放つがGK弾く
31分 カウンターから3対3の状態を作り、右サイドの選手が
    マイナスのパス 後ろから飛び込んできた4人目の選手の
    シュートは成田がブロックし、こぼれだまを拾われて打たれた    2本目のシュートは佐藤が弾く

33分 右サイドからのミドルシュートは佐藤が弾く
35分 左サイドのスローインからつないでミドルシュートを放ったが
    佐藤がキャッチ


後半
04分 優平のロングシュートはGKが弾く
05分 右サイドでスローインを受けた優平が縦パス
    仁がスルーして高久が受けると振り向きざまにシュートを
    打ったがGKが弾く
14分 中央からのFKを宏太が直接狙ったがGKセーブ
14分 縦パスからミドルシュートはゴール左に外れる
18分 優平の右クロスがファーに流れて学が拾うと中央に切れ込んで
    シュートを打ったがゴール右に外れる
19分 GKのロングキックを右サイドの選手が頭ですらし、
    裏のスペースに走りこんだ選手が受けるとドリブルから
    シュート これが右隅に決まりジェフ先制

29分 ロングシュートはゴール左に外れる
31分 金井から左サイドの学に展開 中央への折り返しを
    優平がミドルシュートもGKの正面
32分 曽我をかわしてあげた左サイドのクロスを佐藤がこぼして
    そのボールを押し込まれる

ロスタイム 右サイドを突破してのシュートを佐藤が弾くと
    左サイドでフリーでいた選手の目の前にこぼれて押し込まれる


<コメント>

ともに2連勝で迎えたグループリーグ第3戦。
マリノスは得失点差でジェフに負けているので1位通過するためには
勝利が絶対条件。引き分けor負けの場合はグループ2位となり
グループリーグ通過は他のグループの結果次第ということになります。
この日のマリノスは甲斐が累積警告2枚で出場停止。
宏太もコンディションの問題からかベンチに入るにとどまりました。

試合が始まってすぐの時間帯はジェフペース。
06分にジェフの右サイドからのクロスを佐藤がファンブルし
こぼれだまを拾った選手がシュート。これはカバーに入った曽我が
かろうじてヘッドでクリア。佐藤は全クラに入ってからこの手のミスを
1試合に必ず1つはしています。ハイボールの処理は以前から課題ですが
さすがに多すぎます。

前半15分ごろから優平から彼らしい展開力のあるパスが出始めます。
しかしサイドにいい形でボールが渡っても中央のバイタルエリアで
ボールに絡む選手が少ないのでジェフとしてはあまり
怖くなかったかもしれません。マリノスの攻撃で何かが
起こりそうだったのは学がボールを持ったときのみでした。
最初は少しバタバタしていたマリノスのディフェンスは
徐々に落ち着きを見せ甲斐の代わりを務めた成田もディフェンス面では
まずまず無難なプレー。さすがに甲斐ほどビルドアップはできませんが。

しばらくマリノスの時間帯が続きましたが31分にはジェフが
カウンターから決定的なチャンスを迎えました。これは佐藤の
好守で何とかピンチを逃れました。

前半はマリノスがボールを持つものの攻めきれず、
シュートはマリノスが多いもののほぼ互角に感じられました。

後半開始してしばらくもマリノスの時間でしたが得点は取れず、
勝って確実に上に進みたいマリノスは後半13分、大希から宏太に交代。
大希にワントップは厳しいですね。彼は前を向いてボールを持ち
ドリブルからシュートに持ち込むのが得意な選手ですが、
ワントップだとDFを背負ってボールを受けることが多くなります。
サイドに開いてロングボールを受けるような形があればまだ違うと
思いますがマリノスはそういうことをほとんどしません。
チームのスタイルとしてつないで崩すというコンセプトが
あるのはいいと思いますがたまにはロングボールを使って単調な攻撃に
ならないようにすることも必要ではないでしょうか。

交代直後のFKは宏太が蹴りましたがGKがセーブ。
このあたりの時間帯は両チームともボールが落ち着かない展開でした。
そんな中で後半19分についに試合が動きます。
千葉のGKのロングキックを頭ですらしたボールがマリノスDFラインの
裏に抜け、走りこんだ選手が思い切ったシュート。これが佐藤の
ニアサイドを抜けて右隅に決まりジェフが先制します。

得点が必要になったマリノスは高久から松尾にスイッチして
単独で突破できる選手を入れましたが全体的にチームはちぐはぐで
いい形でフィニッシュまで持っていくことができません。
そして焦りが出てきた後半32分、曽我のサイドを突破されて
上げられたライナー性のクロスを佐藤が弾くとそのこぼれだまを
押し込まれ点差は2となってしまいました。マリノスの選手はここで
もう気持ちが切れてしまったように見えました。
荒井に代えて凌河を入れて前線に選手を増やしますが時すでに遅し。
ロスタイムにはダメ押しの3点目を決められ0−3で終了。
マリノスユースの夏はあまりにも早く終わってしまいました。

何よりも選手のみんなにはお疲れ様といいたいですね。
グループリーグ敗退という結果は当然満足いく結果じゃないだろうから
この悔しさをバネに次の試合に向かって一日一日を大切に
過ごしていってもらいたいです。代表組はハードな
スケジュールだけれどもU-17W杯という世界の舞台で頑張ってほしい。

全クラ3試合を通じて感じたこととしてはどの試合も内容は悪かった。
特に攻撃面ではジェフ戦に象徴されるような拙攻が目立ちました。
個人の能力がいくらあってもサッカーというのは
チームスポーツなわけでちぐはぐな状態では絶対に勝てないと
いうことがはっきりと現れたと思います。
高円宮杯までの間にもいくつか試合はありますが、
まずはみんなリフレッシュして、試合を通じてチームがひとつになって
高円宮杯を迎えてほしいです。高円宮杯も難しい大会になりますしね。
しかし悔しいですね。来年も関クラ突破してもらってまた平日休んで
Jヴィレッジに行きたいなぁ。休み取れるように直前だけは
まじめに働こうっと(笑)
at 23:56│Comments(0)TrackBack(0)ユース2007  |

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