2007年12月24日

来年はもう少し親孝行を(完結編)

「携帯から見るには長すぎる」「早く更新して」といわれつつの更新(笑)
完全にやっつけです。


さてコンサドーレ旭川の旅も2日目。
この日は朝7時半起床…といってもいつものようにウダウダして
ベッドから脱出できたのはもうすぐ8時、というところでした。
体調はちょっとだるいかなーというぐらいで昨日より
ひどくなっているわけではないので一安心。あの環境で観戦して
夜散々徘徊してこの体調なのは今思えば奇跡だったような気がします。
一応計画では9時ちょうどに河原町駅を出発する電車に乗る
予定だったのでまだまだ余裕の気分でとりあえずシャワーを
浴びました。まさかこの後あんなことになるとは知らずに…

この調子なら今日もなんとか旭川の試合見て帰れるべと
安心していたわけですが、シャワーを浴びているうちに
また胃に異変が。またキューっと締めつけられる感じがしました。
うわーと思いながらしゃがみこんだりしつつ何とかこらえて
シャワールームは抜け出してパンツはいたんですが非常にきつい。
まさかの強制送還は避けたいと思うのですが体が動きません。
ひとまず落ち着くまでベッドに腰掛けて楽になるまで待とうと
思ったのですが、あまりにきついのでそのまま後ろに倒れて
横になってしまいました。布団に入ってしまって寝たら試合に
間に合わないし、このままパンツ一枚で寝てるのも寒いので
おなかにだけバスタオルを乗せるという折衷案(!)を編み出し
多分10分ぐらいはじっとしてましたがこいつの効き目は抜群でした。
まるで何事もなかったのような復活振りで8時50分ごろガバッと
体を起こして支度を始めました。さすがに9時の電車には
間に合いませんでしたが9時10分の特急?には乗れて大きな時間の
ロスもなく無事に富田駅までたどり着くことができました。
富田駅からバス停に向かう途中ではファミリーマートに入って
パンを購入。試合会場の周りには飲み物の自動販売機しかないので
食料の調達は欠かせません。そしてバスに乗り込みパンをかじりながら
再び萩谷総合公園に向かいました。天気は快晴です。

この日の旭川の相手は富山のSQUARE富山FC Jry。
前日に見た感じでは結構つないでくるスタイルだということと、
中盤でレフティの7番の子にテクニックがあり、CBの5番の子が
上背はないもののスピードとカバーリングの能力が相当高い、
ぐらいの印象。攻撃のスピード感は旭川よりやや上回っており
押される展開になるかな、というのが試合前の見解でした。
相変わらず見る目がありません。


コンサドーレ旭川U-15 2−0 SQUARE富山FC Jry


<スタメン>

−−前田翔貴−−-山田海-−−
山下泰明−−−−−−小澤宥太
−−山田陽太−-山室伸之輔-−
宮本恭兵−−−−−−越川哲光
−−河本恭孝−−大沼太基−−
−−−−−宮崎隆徳−−−−−

<交代>

後半00分 前田翔貴→大野景祐
後半32分 宮本恭平→那須智也
後半32分 山田海→阿羅功也
後半34分 山田陽太→志摩裕人
後半39分 宮崎隆徳→今岡亮介
後半39分 小澤宥太→石岡託摩

<得点>

前半04分 前田翔貴
後半17分 大野景祐

<こんな試合でした>

前日は前半相手にペースを握られた旭川でしたが、この日は
相変わらずのハードワークをベースに最初からペースを握りました。
そしてこの日は前半4分に右サイドのショートコーナーから山田海君の
クロスに中央の前田君がヘディングを決めて早々と先制したのが
大きかったです。吹田戦の攻撃は右サイドの小澤君のスピードある
突破によるところが大きかった旭川ですがこの日は左サイドでも
パスワークで崩して宮本君のオーバーラップ、などの形も見られ
明らかに吹田戦よりも内容はよくなっていました。
そして昨日一日ですっかりお気に入りになった山田陽太君はこの日も
中盤の底での粘り強いディフェンスでチームを支えていました。
前半は両チームともシュートも少なく静かな展開でしたが、
後半に入ると一気に試合は活性化します。
吹田戦で大活躍した大野君はこの日は最初からトップの位置に入ると
積極的なチェイスで相手のミスを誘い相手ゴールに迫るなど
ペースは変わらずに旭川。後半10分には河本君のミスがらみで
ピンチを迎えますが相手のシュートミスで難を逃れると、
後半17分には右サイド小澤君の縦パスが相手DFに当たって
こぼれたところを大野君が拾うとスピードを生かしたドリブルで
縦に抜け出しGKと一対一の形を作りシュート。これが見事に決まって
旭川が追加点を奪いました。その後後半24分にはFKを宮崎君が
ファンブルしてあわやという場面がありましたが宮崎君が必死に
こぼれたボールに手を伸ばし何とかセーブ。
後半30分過ぎになるとさすがに連戦の疲れからか全体の運動量が
落ちてきて相手がボールを持つ時間帯が出てきましたが
交代でフレッシュな選手を入れてしのぎます。
後半36分には自陣PA内でDFの手にボールが当たりヒヤリとしましたが
主審はノーホイッスル。この日の主審はハンドに非常に甘く
試合中何度となく選手がハンドをアピールする場面があったのに
全くハンドを取りませんでした。このPA内のハンドが一番
怪しかったのにそれさえ取らなかったんだからなぁ。
結果的に旭川にとってはラッキーだったとしかいえません。
最終的には2-0での快勝でした。これで2勝1敗となりグループ1位での
決勝トーナメント進出決定です。素晴らしい。
試合内容も前日よりもよくなって選手たちにも自信がついたように
思えます。なんといっても全体的に運動量が落ちてから何とかこらえて
頑張り直せるのが旭川のいいところ。選手全員が最後まで集中力を
切らさず戦えるというのは他のチームにとって見習うべきところが
多いと思います。うまい選手がいなくたっていいサッカーは
できるんです。2日間ですっかりこのチームが気に入りました。




それにしてもこの日も寒かった。体調悪いのなんて試合中は
忘れてたはずだったんだけど、試合開始前は快晴だったのに
後半の頭ぐらいから雨が降ってきたのは参りました。
山の天気は本当に変わりやすいものですね。スタンドの真ん中に
運営のテントがあってそこに避難する人が多く逆に自分の周りに
誰もいなくなったのでちょっと気が引けたけど傘差しながら見てました。
(実はポンチョ持ってたけどマリノスのだからちょっと
空気読まなきゃなと思ってしまった(笑))
でもこの雨は15分もしないうちに止んでしまいました。
雲の流れが速く快晴だと思ってたらあっというまに雲が出てきて
雨が降ってそしたらあっという間に晴れて…という風に
すっかり天気に振り回されました。まぁでも女性に振り回されるよりは
ましですね(どうでもいい)。

旭川の試合のあとの第2試合はガンバと宮崎日本大学中学校の
試合でしてガンバはすごく見たかったのですがあまりに寒いのと
2試合目終了後のバスが途方もない時間にしかなかったので
あきらめてすぐに脱出しました。

バスで富田駅まで戻った後は例のドトールで暖をとったあと、
当初の予定では飛行機で帰るつもりだったんですけど
急遽予定変更で新大阪から新幹線で帰りました。
食欲はやっぱりあんまりなくて朝の10時ぐらいにバスの中で食べた
パン以外はずっと食べてなかったんですが夕方にあまりにお腹が空いて
新大阪駅でカレー食ったらまあ何とか食えました。
いつもの5割ぐらいの調子でしたけど。
あんまりおいしく感じないから食べるのが楽しくなかったな。
これを書いてる今ではすっかり調子を取り戻しましたのでご心配なく。
来年京都・大阪行くときは体調整えて今回行けなかったところに
遊びに行くぞー!

ということでコンサドーレ旭川U-15の試合観戦という新しい
試みだったわけですが、まず単純に旭川のサッカーには感動しました。
かっこよくは言えないですけど選手がすごく頑張ってるところに
胸を打たれるわけです。本来は技術云々よりそういうところが
先にあるべきなんだと思いますけど。
とにかくいいものを見せていただきました。
決勝トーナメントの初戦は名古屋市港サッカー場というところで
大宮と対戦することになりました。これは行くしかありませんね。

それといつもはお正月とお盆しか北海道に行かない私ですが…
もう少し北海道に帰る回数が増えそうです(笑)
トップの遠征もあるしなー
一応言っておきますけど(いや、別にいう必要はないと思うけど)
旭川しか見るつもりありません。そこはけじめつけていかないと(笑)


ということでおしまいです。
at 02:33│Comments(1)TrackBack(0) |

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この記事へのコメント

1. Posted by 山田 旭川   2007年12月31日 21:50
メール見ました コンサ旭川応援また見ていただいて有難うございます。
コンサ旭川はずば抜けた選手はいません 勝ちたい気持ちが強かったんですね また監督コーチを全国に連れて行きますと約束しました。この気持ちで勝ってきたと思います。ありがとうございます。ちなみに嬉しくてメール初めて打ちました

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